会長挨拶

 この度、図らずも歴史と伝統を誇る東京日本橋東ロータリー・クラブの第44代会長に就任させて頂く事になりました。入会以来17年、気楽な立場で例会とゴルフ会とコーラス会を楽しませて頂きましたが、改めて事の重大さを認識している今日この頃です。

私達のクラブは今年の10月で創立43年を迎える事になりますが、RI会長並びに第2750地区ガバナーの方針のもとに、前田光弘さんという志の高い幹事さんをはじめ、理事役員の方々、各委員長や会員の皆様と共に、諸先輩達が築かれた良き伝統を継承しながら、この一年を意義ある年にしてゆきたいと考えています。 
                  
 日本人として30年ぶり、3人目の田中作次RI会長はRIテーマを「奉仕を通じて平和を」(Peace Through Service )と発表されました。まさにロータリーの綱領の基本理念と思われるテーマだと思います。
RI会長のテーマから生み出されたRI第2750地区 佐久間嵩源ガバナーの地区運営方針は「ロータリーを楽しもう」(Enjoy Rotary) です。ロータリーの奉仕活動だけではなく、すべての活動を「楽しむ」という前向きな姿勢を呼びかけておられます。
 そこでRI会長のテーマと第2750地区ガバナーの運営方針と当クラブの気質を取り入れ「会話がはずむ楽しいクラブ」を当クラブの標語とさせて頂きました。

 「会話がはずむ楽しいクラブ」とはいったい何か。それは会員自らが創り出す価値のあるクラブのことを言います。決して他人任せでは成り立たない事だと思っております。ロータリーのクラブ活動の原点は、親睦と奉仕であると言われております。またロータリーはクラブで始まりクラブで終わるとも言われております。会員が参加し会員が行動して初めて親睦と奉仕が出来るものと考えます。いずれにいたしましても身の丈にあった活動を会員の皆さんと共に出来うる限り精一杯やっていこうと思っています。

 また私達はロータリアンである自覚を折にふれて思い起こし、個人、会社、社会のまわりに少しでも役に立つような活動ができたら素晴らしい事だと考えます。
 奉仕と親睦の好循環が働く年度となることを楽しみに、またこの一年間の活動が、将来の力となることを念じつつ ここに就任のご挨拶とさせて頂きます。

sugimoto

■2012~2013年度会長 杉本  仰