会長挨拶

 東京日本橋東ロータリークラブは、1969年10月30日に東京ロータリークラブの三輪善兵衛氏が特別代表を務め、東京日本橋ロータリークラブがスポンサークラブとなり、西田嘉兵衛氏が拡大補助者となって28名の会員を以て創立され、今年で52年目となります。一昨年は創立 50周年を迎え盛大に祝いました。
 またクラブの象徴であるバナーは白壁と屋形船と花火を表したものです。
江戸時代から続いている両国の花火の下で、屋形船を浮かべ川開きを祝った風景と、この地区が水陸の要地として商取引が盛んであったことを表す白壁の土蔵を表したとされております。
 日本経済を担ってきた日本橋界隈も、幾多の盛衰の波を受けながらも昨今は再開発が背中を押し、嘗ての賑わいを取り戻しつつあり活気ある街へと大きく変わってまいりました。そして今年は東京2020オリンピックイヤーであり、晴海には数々の選手村も建てられ街並みも賑々しくなってまいりました。
 さて、新型コロナウイルスの猛威は、ワクチン接種などにより少しずつ明るい兆しが見えてきましたが、私たちロータリークラブ活動にも多大なる影響をもたらしました。コロナ禍は今しばらく続くことが予想され活動も制限を受けますが、この環境下でできることから前向きにとらえアフターコロナを見据えたクラブ内での新たなロータリー活動のかたちや集いのかたちをつくっていきたいと思います。
 現在当クラブは40数名の会員数ではありますが、女性会員、若手会員、外国人会員を擁しており、世代を超えた異業種交流、魅力ある卓話、職業見学会そしてゲストデーという見学会などを開催し、会員一同でおもてなし、柔軟で楽しい運営を心掛けております。
 このコラムをご覧いただき興味を覚えた方にはぜひ例会にご参加ください。
 会員をはじめ皆様にとりましてあらゆるクラブライフを楽しめる一年になればと願っています。

■2021~2022年度会長 外川 隆康

外川 隆康 会長